「なんとなく夫婦関係がしっくり来ないなぁ。」
「旦那と話が合わないし、一緒に居てもつまんないよのね。」
「最近、旦那が私にイヤミばかり言うのよね。」

なんとなく旦那様と離婚したいなぁ、なんて思うことはありますか?
もしあなたの旦那様が
▶あなたにDVをした
というのであれば、離婚をすることは難しくありません。
でもそうではなくて、「本当にただ何となく」というのであれば、難しいのではないでしょうか。
また、離婚したい「明確な理由」があったとしても、それで本当に離婚できるか分かりません。
そこで今回は、
▶離婚すべきか見極めるチェックポイント(4つ)
についてお話したいと思います。
理由はないけど離婚したい!これって可能?
結論から先に言うと、「理由はないけど離婚できるか?」の答えは「かなり難しい」です。
ただ、『全く可能性がないわけではない』と言った方が正確かもしれません。
理由がないのに離婚できるのは「協議離婚」と「調停離婚」のみ

ポイントは、旦那様が離婚に「OK」するかどうかです。
円満に離婚できるのは、夫婦で話し合うだけで済む「協議離婚」です。
つまり、旦那様に「離婚したい」と言って、それを旦那様が承諾すれば離婚できます。

「調停離婚」は家庭裁判所が選任した調停委員(2名)が夫婦の間に立って、離婚条件の調整を進めていくものです。

旦那様に離婚の意志があれば、「協議離婚」か「調停離婚」のどちらかで離婚することができます。
裁判離婚で勝訴できる見込みは?
もし旦那様が「離婚したくない」と拒否すれば、「裁判」に進むことになります。
▽裁判で「離婚」が認められるケースの例
▶不貞行為があった場合
▶3年以上生死が不明
▶重度の精神疾患(回復の見込み無し)
▶悪意の遺棄がある場合 -※1
▶その他、婚姻が継続し難い重大な事由
※1:「悪意の遺棄」とは、明確な理由がないのに「同居しない」「生活費を渡さない」といったようなことです。

「その他婚姻が継続し難い重大な事由」とは、
・DVやモラハラ
・アルコール中毒、薬物中毒
・別居が長く続いている
・理由もなくセックスレスが続く
…などです。
もし旦那様が、これらに該当するものがあれば離婚は可能ですが、そうでなければ、「ただなんとなく」では「離婚裁判」で勝訴する可能性はほぼないです。
性格の不一致では?

でも、旦那はズボラなくせに、私のやることにはイチイチうるさくて耐えられない!これって「性格の不一致」という理由にならないの?
確かに、世の中では、「性格の不一致」で離婚する人が多いです。
でもこれは、今お話した「協議離婚」(あるいは「調停離婚」)で離婚できるケースです。(=つまり旦那様がOKした場合)

性格が合わない=性格の不一致 だけだと、法律的に言うところの「婚姻を継続し難い重大な事由」に当たらないのです。
離婚すべきか見極めるチェックポイント(4つ)
それでもなお、離婚したい!というあなた。
ここはいったん冷静になって、「本当に今、離婚すべきなのか」どうか考えてみましょう。
1 旦那の不満点が離婚理由になるかチェックする
先程挙げた「裁判離婚で離婚が認められるケース」をもう一度チェックしてみましょう。

例えば、旦那様のモラハラが始まったりしていないでしょうか?
旦那様の小言がエスカレートして、あなたを精神的に追い詰めている場合に、「モラハラ」に該当している可能性があります。
また、あなたに対して急に冷たくなった場合には「浮気」をしている可能性もゼロではありません。
もし何かそういうものを感じたら、探偵に相談することも一つの選択肢です。
2. 自立して生活できるか
もしあなたがどうしても、旦那様に耐えられないのであれば、家を出て自立して生活をするという選択肢もあります。
必ず離婚できる保証はありませんが、「別居生活が5年以上」になると、離婚の理由の一つにプラスされる場合もあります。
また、別居生活が長ければ、旦那様もあなたの決意が固いと知り、離婚に応じてくれるかもしれません。
ただし、「5年以上」かかるかもしれないという覚悟が必要です。
勿論、あなたが働いて家賃を払って自活するという決意が固くなければ、これは無理なことです。

本当にそこまでして離婚したいですか?
3. 解決金を払う余裕があるか
旦那様が離婚を拒む場合、「解決金」を支払って離婚をする方法もあります。

これは「協議離婚」で使われるものです。
もしあなたに金銭的余裕がある場合には、この方法があります。

ただ、この「解決金」には相場というものがありません。結局、旦那様と話し合うしかありません。
もし解決金を支払えない場合には、「財産分与」の割合をあなたの分を少なく、旦那様の方を多くして、旦那様の同意を得る方法もあります。

いずれにしても、旦那様と根気よく話し合う必要がありますね。あなたはそれができるでしょうか。
4. 旦那との相性が最悪なのか鑑定してもらう
上に挙げた「1」〜「3」をチェックしてみて
▶旦那様の不満点が離婚の理由にならない
▶自立して生活できない
▶「解決金」を支払う余裕がない
という場合には、どうしたらいいのでしょうか?

「本当に旦那様との関係が悪いのか」ということを、もう一度見直してみましょう。
特に、「1」で該当するものがないのに「離婚したい」と思う場合には、あなたと旦那様との「相性」に問題がある可能性があります。
「相性がいいか、悪いか」については、電話占いの『クォーレ』で相談できます。

「相性」が悪い場合、どういうことに気をつければいいかも、アドバイスしてもらえます。
『クォーレ』には、悪いことでもズバっと、正直に話してくれる占い師が在籍しています。
もし、本当に旦那様との相性が最悪だった場合には、あなたも踏ん切りが付き、自立への道を考えることができるのではないでしょうか。
まとめ


今回はこの2つについてお話をしました。
ハッキリとした理由がなくて、ただ何となく離婚したいと思っても、旦那様が承諾しない限りはできません。
「裁判」をしても勝てる(離婚できる)見込みは薄いです。

「今のままだと無理だな」って思いましたか?
離婚へのハードルが高いけど、もやもやして気持ちがおさまらない…と、堂々巡りになっているあなたには、まず『クォーレ』のレビューページを見てみることをおすすめしたいと思います。