もうすぐ大好きな恋人との同棲が始まります。

表札をどうするか悩んでいませんか?
というのも、同棲の場合、「彼の苗字」と「あなたの苗字」の2つがありますよね。
賃貸契約をした側の苗字を出すのか、2人分の苗字を出すのか、そもそも表札は出さなくても良いのか…。
同棲はこのように「表札をどうするか」の問題が出てきますね。
そこでこの記事では、あなたが抱いている「同棲の場合、表札ってどうすれば良いの?」という疑問にお答えします。
さっそく見ていきましょう!
同棲では表札をどうしたらいい?
同棲の場合の表札は、男性側と女性側の両方の苗字を出すのが一般的です。
表札は、その家にどのような人が住んでいるのかを、近隣住民や配達員に知らせる役目を持っています。
したがって、戸籍上はまだ赤の他人である同棲カップルの場合、表札には男女両方の苗字を表示しておくのが周囲への配慮ともいえるでしょう。
同棲で両方の表札を出す理由
同棲で男女両方の表札を出す理由は周囲のためですが、表札を出すことで自分たちにもメリットはあるのでしょうか。
ここからは、男女両方の表札を出すことで得られる主なメリットを4つお話しします。
配達物を間違いなく届けてもらうことができる
表札を出していると、配達物が間違いなく届くというメリットがあります。
同棲中は、1つの住所に戸籍の異なる2人が住むことになります。
片方の苗字の表札しか出していない場合、もう一方に対して「この人は本当にこの家の住民なのか?」と配達員が疑問を抱いてしまう可能性があります。
これは、配達員に優しい対応とはいえません。
しかし、男女両方の表札を出しておくことで、配達員がスムーズに荷物を配達できるようになります。
特に、ネットショッピングで頻繁に買い物をするカップルの場合は、自分たちと配達員双方のためにも、2人分の表札を出すようにしましょう。
隣人などに安心感を持ってもらえる
表札を出しているだけで、「この家の住民は常識がある人だ」と近隣住民に認識してもらえます。
あなたも、隣人がどういう名前の人で、どういう世帯構成なのか、少しは気になると思います。
それと同じで、あなたの隣人も、あなたたちのことを「どういう人なのかな?」(鍵括弧有)と考えています。
表札を出すだけで、家族構成などを知らせることはできません。
ただ、「しっかりしたお隣さん」(鍵括弧有)という認識を持ってもらえれば、少しの騒音には目を瞑ってもらえるなど、近隣トラブルを回避できる可能性もあります。
自分たちの家という実感が持てる
表札を出すことで、そこが自分たちの家という実感が持ちやすくなります。
同棲中は、多くのカップルが賃貸住宅に住んでいることでしょう。
とはいえ、賃料を支払っている間は、あなたたちの家に変わりありません。
玄関に表札が付いているだけで、仕事から疲れて帰ってきた時も、「自分の家に帰ってきた!」(鍵括弧有)と実感できますよ。
オシャレな玄関を作ることができる
一般的に、賃貸アパートやマンションの外観は、質素なことがほとんどです。
しかし、表札ひとつ出すだけで、そんな質素な玄関も一気にオシャレに演出することができます。
賃貸なのであまり派手に装飾はできませんが、他の家との区別は測ることができますよ。
同棲で表札を出さない時のデメリット
次に、同棲で表札を出さない場合、どのようなデメリットが存在するのでしょうか。
主なデメリットを5つお話ししていきます。
郵便物が届かない
表札を出さないことで、郵便物が届かないというデメリットが生まれます。
それは、配達員が「この住所に住んでいるのはあなた」(鍵括弧有)という確認ができないからです。
この場合、配達員からインターホン越しに、「これはあなたの郵便物ですか?」(鍵括弧有)と問われる可能性があります。
最悪の場合は、他の住民のポストに、あなたの郵便物が誤って投函されてしまうリスクもあります。
近隣の家に迷惑がかかってしまう
あなたたちが表札を出さないことで、近隣住民が迷惑に感じているケースもあります。
それは、配達物の誤配達の被害を被っている可能性があるからです。
配達員も人間ですから、確認不足でミスを犯してしまうことは十分にあり得ます。
その時、隣人に「お隣さん(あなた)が表札を出していないから…。
(鍵括弧有)と思わせてしまっているかもしれません。
近隣住民のためにも、表札を出すのが最低限のマナーだといえるでしょう。
近所付き合いがしづらくなる
表札を出さないことで、「ここの住民は、周りに溶け込もうとする意思がない人」と近隣住民に思われてしまいます。
したがって、近所付き合いがしづらくなるというデメリットがあります。
ファミリー層や年配夫婦が多い賃貸住宅の場合、これが顕著に現れるので注意しましょう。
空き家だと勘違いされ防犯上危険になる
表札を出していないと、その家が空き家だと勘違いされ、防犯上危険になります。
勝手に郵送物がポストから抜かれたり、知らない間に不審者が侵入してしまったりなど、身の危険を感じる機会が増えてしまうかもしれません。
このように、表札は、危険を回避するためにも重要なものだといえるでしょう。
急な来客時に困ってしまう
表札を出していないと、両親や友人などの急な来客時に困ってしまいます。
特に、ワンフロアに何世帯もの住居がある賃貸の場合、それぞれの両親や友人などは、部屋番号だけを頼りにあなたの家を探すことになります。
やっと該当する部屋を見付けたと思っても、そこには表札がないので、あなたの部屋が本当にここで良いのかを確かめる術がありません。
表札を出さないことは、人に優しくないといえるでしょう。
表札はどこで買える?オーダーするの?
同棲中は、2人の苗字を印字した表札を玄関に飾りましょう。
表札は、もちろんネットでオーダーもできますし、既存のデザインであれば、ショッピングセンターなどに入っている専門店でも購入が可能です。
ただ、どちらにしても、購入から受け取りまでに時間を要するので、入居先が決まったら早急に、表札をオーダーすることをおすすめします。
賃貸の場合、マイホームのような立派な表札を用意する必要はありません。
数年後には転居すると思いますので、その時に剥がしやすいテープタイプもしくはマグネット表札の購入をおすすめします。
まとめ
今回は、「同棲をする際に表札をどうするか」、「あなたと彼との苗字どちらも出すのか」ということについてお話しました。
同棲をする場合には、表札は男女両方の苗字を玄関に表示するようにしましょう。
そうすることで、近隣住民はもちろん、配達員への配慮にも繋がります。
また、表札を出すことで、自分たちもさまざまなメリットを感じることができるでしょう。
近い将来、今ある2つの苗字が1つになる日が楽しみですね。